会長挨拶

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クラブ会長の方針と計画

「原 点 回 帰」

— ロータリアンとしてその心を磨きましょう —

国際ロータリー第2550地区
2022 – 2023年度
宇都宮西ロータリークラブ会長

滝 田 有 彦たきた  ありひこ

 今年度、宇都宮西ロータリークラブの第61代会長を仰せつかりました滝田有彦です。
当クラブは創立以来、5人のガバナーを輩出し、歴代の会長はそれぞれの個性を発揮して会員と共に素晴しいクラブ運営をされ、歴史と伝統のあるクラブを築いて参りました。そのクラブの会長を務めさせていただく責任の重さを痛感するとともに、私が会長として何ができるのか、自問自答しております。
 なぜロータリーに入会したのか思い出してみてください。私は地域を代表する事業主そして専門職務者の集団であることを活かし、例会を楽しみ、お互いの人格や人間性を磨きそして職業倫理を学び合う人生道場の場であると思っております。
ロータリークラブは平等です。30代も80代も皆同じ友人であり、冗談を言い合い時にはお酒を酌み交わしながらクラブライフを楽しみ、そして奉仕をする。若い会員は先輩会員の知恵を吸収しながら、また先輩会員には若さや、行動力のエキスを若い会員が注ぎ、対等の立場で宇都宮西ロータリークラブを楽しい集まりの場所、奉仕の機会にすることを心から願っております。そして本当の親睦=フェローシップを育み、「ロータリーに入って良かった」「自身の人生を有意義にしてくれた」という実感を掴んでいただきたいと思います。
 さて、今年度の国際ロータリー初の女性会長である ジェニファー E ジョーンズ さんのテーマは「イマジン ロータリー」です。地域社会とのつながりを強め、持続的な変化を生み出すために行動することを求めています。そのために多様性(Diversity)、公平さ(Equity)、包摂(Inclusion)総称してDEIと言います。直訳すると「私たちと関るすべての人が歓迎され、尊重され、大切にされていると感じられる、安全で居心地の良い環境を構築する」となり、このDEIを大いにクラブ運営に取り入れる事が肝要であるとお話されました。また、第2550地区の佐貫直道ガバナーは「ロータリーを理解し 想像し 多くを達成しよう」との方針を打ち出しました。
 前年度、当クラブは創立60周年を迎え、そのテーマとして「60年の歴史に感謝を込めて 宇都宮西ロータリークラブらしさを大切に」が掲げられました。改めて宇都宮西ロータリークラブの先輩方が築いた足跡、クラブの歴史そしてロータリアンとはどうあるべきかを再認識できる大変良い機会となりました。会員の皆様もこの事を共有して胸に刻み、原点に回帰し、次代に向けて第一歩を踏み出しましょう。